目次
味噌に関する歴史上の逸話
「金は味噌屋に払え」
江戸時代の日本のことわざ。「金は味噌屋に払え」と言われるほど、味噌は庶民の健康を支える調味料でした。
味噌は放射能を除去する!?
長崎原爆の際、わかめの味噌汁を食事療法として取り入れていらっしゃった医師のエピソードなどから、味噌の放射能除去効果について、研究がなされています。
伝統製法の味噌を選ぼう
歴史のなかで、日本人の健康を支えてきた味噌。先祖代々伝わる味噌の健康作用を十分に受け取るために、ぜひ無添加のものを選んでみてください。
味噌にしばしば含まれる添加物
・調味料(アミノ酸等)
・酒精
味噌の選び方
種類で選ぶ【米・麦・豆・調合】
味噌には、米味噌、麦味噌、豆味噌、そしてこれらを組み合わせた調合味噌があります。甘みが強い米味噌から、パンチの強い豆味噌まで、食べ比べてみると味わいが大きく異なることに気づきます。料理に合わせて使い分けることで、料理をますます楽しく美味しく味わうことができるでしょう。
- 米味噌: 甘味が強く、味噌汁や煮物に最適。
- 麦味噌: 麦の香ばしさがあり、関西地方で好まれる。
- 豆味噌: 濃厚でコクがあり、東海地方の郷土料理に使用されることが多い。
- 調合味噌: 各種味噌の良さを組み合わせたもの。万能的に使える。
醸造方法で選ぶ
味噌の製造方法には、天然醸造と速醸法があります。伝統製法にこだわるのなら、「天然醸造」がオススメ。天然醸造は、「1年醸造」「2年醸造」などの記載がある味噌です。じっくり時間をかけて発酵・熟成させる方法で、深い味わいが楽しめます。私自身、初めて天然醸造の味噌を試食したときは、スーパーで売られている味噌との濃厚さの違いに驚きました。特に醸造年数が長い味噌は、濃厚な分、好みが分かれる可能性があるので、試食サイズを購入してみるなど、まずは試してみることをオススメします。
製造メーカーで選ぶ
大手食品メーカーから老舗まで、さまざまなメーカーが味噌を製造しています。
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